Goo, Shun, & Nana's Diary

3匹の猫たちとののんびりリタイア生活をつづります。

ストルバイト結晶対策食の考察

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ストルバイト結晶対策で、絶賛食事療法食実施中のシュンくん。

最初にあげたロイカナ ユリナリーS/Oがお口にあわないようで、ごはんにほとんど口をつけない日もありました。

これはイカンと、次の候補であるHill's尿ケアc/dを追加導入!

どうやらこちらはお気に召してくださったようで、普通に食べてくれそうでほっとしています。

 

あーあ、2kg買ったロイカナが余っちゃってどうしよう・・・と思っていたら、幸か不幸か(?)グーちゃんのおしっこにもキラリ☆!

おんなじ食事してたから、当然といえば当然かも。。。

シュンくんに続いてグーちゃんも療法食に移行させることで、ロイカナはあえなくグーちゃん用に。

弟のおさがりを兄が・・・みたいで申し訳ないけど、グーちゃんはロイカナでもさほど文句言わずに食べてくれています。

まぁ~、Hill'sと混ぜながらあげていきたいと思っています。

 

イカナ、Hill's、どちらもストルバイト結晶の元であるマグネシウムやリンの量を減らすだけでなく、原材料のトップにお米が乗っているくらい動物性タンパク質が少ないことに気が付きました。

なんで?と思っていろいろ調べてみると・・・

どうやら下部尿路疾患には、マグネシウムやリンなどのミネラル量を減らすだけでなく、動物性タンパク質の量もコントロールしなければいけないようです。

動物性タンパク質が多すぎると、それを消化するのに内臓(肝臓、腎臓)に負担が掛かり過ぎて、結局処理しきれずに尿がアルカリ性になっちゃうみたい(シュンくんはph8.5もあった・・・)。

だからでしょうか、ロイカナ ユリナリーS/Oでは、お米の次に多い原材料が「超高消化性小麦たんぱく(消化率90%以上)」となっていて、動物性タンパク質である鶏肉は3番目になっています。

ちなみにHill'sは2番目が鶏肉ですが、成分上のタンパク質量はロイカナの方が高いんです(植物性タンパクが多いから)。

この差なのか、フードの香りがお肉っぽくなくて、食いつきに差が出ているのではないかな?

 

今まで我が家では、良かれと思って動物性タンパク質が比較的多めのニュートロの穀物フリーをあげていましたが、それだけだとまだ食いつきが悪いので、更に乾燥ささみやドライサーモンなどをふりかけたりすることが多かったです。

こうなると動物性タンパク質たっぷりフード+リアル動物性タンパク質の組み合わせになって、内臓への負担が増えて、おしっこのアルカリ化には良くなかったのかもしれません。。。

となると、「猫は肉食だから!」と最近はやりの超高動物性タンパク食(NZやオーストラリア産なんて、タンパク質70%以上のフードが・・・)ばかりを与えるのは、どうなんでしょう?

かといって、あまり炭水化物ばかりが多いと、糖尿病なんてコワイ病気もあることだし、そういうフードにはえてして添加物も多かったりするし。

ホント、悩ましいです。。。

 

上記ロイカナ、Hill'sともミネラルを抑えた療法食なので、これを食べていれば結晶はできなくなるのは当たり前のようで、お医者さんの指示に従ってある一定期間食べさせた後は、通常食に戻していく必要があるそうです。

マグネシウムもリンも、体には必要な成分だから、いつまでも制限してばかりしているのもよくないそうで。

となると、今後はどういう食事をさせるか、今からしっかり考えないとなぁ~

おやつやトッピングを我慢してもらうしかないか。。。

おいしいから♪と、トッピングばかりしていてはいけないんですね・・・海より深く反省しています。。。

 

最後に、今年一年、グー、シュン、ナナの3兄妹を応援くださり、ありがとうございました。

みなさん、来年も愛猫たちと健康で良いお年をお迎えください!
 

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