Goo, Shun, & Nana's Diary

3匹の猫たちとののんびりリタイア生活をつづります。

世紀の大誤診

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ナナのFIP疑いに関する
セカンドオピニオン結果について
書き留めておこうと思います
長文お許しください
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週末ネットでFIPのことを調べていたら
アメリカのFIP臨床試験のレポートがみつかり
GS-441524という薬で効果ありとのこと
それと同じ効果を期待できる製薬が中国で作られ
そのお薬を日本で治療に使っている病院まで
探し出すことができました
 
その未認可治療薬の協力病院が6件あり
そのうちのひとつが
幸運にも我が家から車で15分のところに!
夜のうちにメールで説明を送り
朝一で電話して緊急予約を取りました
 
検温、触診、問診のあと
エコー検査、血液検査をしていただきました
その結果は・・・
 
エコー検査では、FIP感染時によくみられる
各臓器周りの腹水有無を詳しくみてもらい
どこにも、少しも溜まっていないことを確認
 
血液検査でもFIP発症判断の前提となる
TP、ALB、GLOB(=TP-ALB)、A/G
といったたんぱく質の値は基準値内
腎臓、肝臓の数値もOK
炎症反応を表すSAAの値も基準値内でした
外部機関にコロナウイルスPCR検査を出し
その結果も踏まえて最終判断とのことですが
現時点でFIP発症を疑う材料はなく
FIP治療薬の投薬開始も必要ないとの判断
 
ではこの発熱と元気のなさの原因は?
猫風邪を疑うとの診断でした
解熱剤(オンシオール)
抗生物質(ビブラマイシン)
整腸剤(ビオフェルミン
を処方され
免疫調整のインターフェロン注射を受けました
これから1週間、投薬を継続し
上記PCR検査結果が出た頃、再受診します
 
そして一夜明けた今朝のナナちゃん
だいぶ調子が戻ってきたようです!
このまま元気になってくれれば
ちょっと強めの猫風邪だったということに?
 
 
それにしても、腹が立つのはかかりつけ医!
触診だけで「腹水がたまっている」
目がしょんぼりしているのは「FIPでやせたから」
体重が変わらないのは「腹水で相殺している」
熱が1週間続いても「解熱剤は危ない」
挙句の果てには「FIPの疑いがある」
FIPなら治らない、安楽死も最後の手段」
 
まだ最終的にFIPではないとの結果はないけど
少なくともこの診察は、世紀の大誤診じゃないか?
以前もグーちゃんの口呼吸を見て
「猫は口呼吸しない」
「心臓に異常があるかもしれない」と誤診され
高度医療センターに回されたことがありました
ナナのFIP疑いの最終結果がどうなっても
もうこの病院には戻らないつもりです
 
沢山のみなさんにご心配おかけし
大変申し訳ございませんでした
ひとまず安心できそうな感じになってきました
みなさんの応援がナナの力になりました
ありがとうございました!!
 
 
 
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